BCLよ永遠に!

55歳の神奈川県人です。BCLについて語ります。

2018年02月


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先日、本棚を整理していたら雑誌の切り抜きが出てきました。
ラジオの製作の「BCL LIFE」のページの切り抜きです。
10ページほどもあり、内容も充実していましたね。放送局の情報、日本語放送の情報、1998年のころの記事ですが、太陽黒点が急上昇という時期でもあり、ログのページでは21695MHZのDWが受信できたという、今では考えらえない記事も載っています。

私事ですが発刊元の電波新聞社が五反田に本社ビルがあり、通学・通勤で毎日のようにビルの前を通っていて、「ああ、ここがラジオの製作を出しているんだな」と見上げたことを思い出します。1999年に残念ながら休刊してしまい(事実上の廃刊)、BCLの終焉を迎えた象徴的な出来事でした。現在、BCL関係の書籍は三才ブックスが唯一の発行元になってしまっていますが、電波新聞社にもぜひ「BCL〇〇年記念書籍」など出してもらいたいものです。
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     故山田耕嗣氏の記事も満載でした



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放送局名:Radio Tatarstan
放送主体国:ロシア連邦タタールスタン共和国
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受信年月日:2009年9月4日

ロシア連邦の構成国のひとつであるタタールスタン共和国からの放送を受信しました。当時のログを見てみるとJST13:00から15110Mhz、ロシア語の番組でした。遠方地にも関わらずSは4という強力に受信できたようです。当然ロシア語が理解できないので、ミニCDを同封しての報告でしたが110日で返信が来ました。きれいな切手を貼った、首府カザンの街並みの写真を使った絵葉書タイプのベリカードです。
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放送局名:Radio Canada International
放送主体国:カナダ連邦
受信年月日:1997年1月18日

中国中継の放送を受信しました。ちょうど放送開始から50周年の節目で、記念ベリカードです。21日で返信がありましたがこのカードと一緒に私信、ビニール製のペナント、ステッカー、そして33回転のレコードと盛りだくさんの内容物でした。
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私の最初のラジオがナショナルのクーガNo7ということは書きましたが、そのミニチュアを手に入れました。グリコのおまけだそうです。3cm×3cmくらいでかなり精巧に出来ていまして、このラジオの売りであるジャイロアンテナもホップし、ちゃんと回転します。偶然ヤフオクで見つけたものですが、グリコのおまけになるくらいBCLがブームであったことの証拠ですね。スカイセンサーもあるのでしょうか?
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放送局名:JJY
放送主体国:日本
受信年月日:1983年3月3日

世界で2番目に標準電波局を開設した国、日本。それがJJYです。2001年にそれまでの短波による放送をやめ長波のみの放送になりました。「ジェイジェイワイ、ジェイジェイワイ」という女性アナウンサーのコールサインを読む声が今も耳に残っています。
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放送局名:Radio Veritas Asia
放送主体国:フィリピン共和国
受信年月日:1997年7月13日

40年前に受信したのです。高校1年生の時、この局が日本語放送をしていたころです。当時フィリピンからはFEBCも放送を行っており、同国からは2局の日本語放送を受信することが出来ました。中国向けの放送が今でも良好に受信することができます。
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SONYのICF7600GRが生産終了という残念なニュースのことは書きました。となると現存している受信機を大切に使用することが大切です。幸いにも私のSW77もAR7030も現役で頑張ってくれています。

最近気になる情報があります。kiwiSDRという新しい受信媒体がBCLの間で少しづつブームになりつつあるということです。
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そもそも機械音痴の私はSDRそのものがなんのことか、よくわかりません。受信機もアンテナも不要で電波をとらえることが出来る小さな箱・・という認識しかありません。この仕組みがどうなっていて、なぜラジオでは受信困難の局の音をとらえることができるのか、これを使用するためにはどのような環境が必要なのか、わかりません。AORのPERSEUSが有名ですがこれと原理は同じものなのでしょうか?
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こちらは13万円くらいしますがkiwiSDRは3万円でおつりがくるらしいです。安い!SDRのことを自分で勉強しなければなりませんね。BCLにとっては受信環境が年々厳しくなる中、このような媒体もありかもしれません。とはいえ私はノイズの中から微力な電波を拾うのもBCLの醍醐味のひとつだと考えていますのですぐにSDRを導入することは考えていませんが、気になるものであることは間違いありません。参考になるサイトも多くありますので勉強します。




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放送局名:Radio Tashkent
放送主体国:ウズベキスタン共和国
受信年月日:1997年9月13日

中央アジアの国、ウズベキスタンからの放送を受信しました。旧ソ連時代から日本で良好に受信できることで知られていました。68日で返信があり、カード、スケジュール表、絵葉書、バッチが同封されていました。カードのデザインですが、ソ連の地図が描かれておりソ連時代に使用していたカードを使用しています(ソ連から1991年に独立)。絵葉書の裏に私信が書いてあります。内容は「ウズベキスタンは秋が一番いい季節で、野菜もフルーツも豊富にあります。もしあなたがウズベキスタンを訪問するなら4月~10月が一番いい季節です」 ウズベキスタンってなにがあるのでしょうか?まず日本人が行かない国(TV番組で「日本人の99%が行かない国」というのがありますが)でしょう。残念ながら生きているうちはウズベキスタンの野菜もフルーツも食べないでしょうね。
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月刊短波でSONYがICF7600GRの生産を終了したとの記載がありました。いよいよこの時が来たのかという残念な思いです。BCLをけん引してきたSONYがラジオ生産から撤退する日が来るとは思いませんでした。思えば私のBCL歴は1号機こそナショナルのクーガNo7でしたが、それ以降はICF5900、SW77とSONYともに歩んできたと言っても過言ではありません。
BCLを再開した昨年11月からSW77を使用している私としては、その高い品質はありがたいですしMade in Japanのすごさを実感しています。。
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Made in Japanの短波受信機がなくなってしまうということは大事件なんですが、時代の流れには逆らえません。私も持っているPL310をはじめとした中華ラジオが主力になるんでしょうか。短波放送自体が消滅しつつある現在、SDRを使うことになるのでしょうか。
ちなみにSONYはAIBOを数年ぶりに再生産することになりましたが、いつの日にか短波ラジオの生産も再開してくれるのではないかという淡い期待を抱いてしまいます。AMAZONなどでは在庫があれば販売は続けるそうです。買っちゃおうかな・・・。




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放送局名:Radio Exterior De Espana
放に送主体国:スペイン王国
受信年月日:1997年9月30日

スペインからの放送を受信しました。当時のREEは日本もサービスエリアにになっていましたので、それなりに良好に受信できた記憶があります。確か流暢なスペイン語だったと思います。61日で返信があり、リスナーからの受信レートの封筒を集めたカードのデザインはカラフルでいいと思います。プログラムと残念ながら紛失してしまいましたがREEのロゴ入りの黄色のキャップが同封されていました。現在では大幅に短波放送は縮小されスペイン語とロシア語のみの放送となっています。
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放送局名:For East Broadcasting Association
放送主体国:セイシェル共和国
受信年月日:1997年5月3日

インド洋に浮かぶセイシェル諸島からの放送を受信しました。この局はFEBCの兄弟局でありキリスト教の局でもあります。インド向けの英語放送が強力に良好に受信できたものです。番組は欧米のロックが頻繁にかかっていて私のお気に入りの局でした。インド、バングラデシュ、スリランカ、パキスタンがサービスエリアになっていて、それ以外の地域からのレポートにはベリカードを発行しないという方針があり、日本からのレポートについても発行されなかったという話を多く聞きます。私の場合、英語で感想を詳細に書いたことが功を奏したのか、63日で返信を得ることができました。このカードとともに兄弟局である韓国のFEBC(HLDA)の番組表も同封されていました。2003年に閉局してしまったそうです。
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放送局名:Far East Broadcasting Company  Manila Calling
放送主体国:フィリピン共和国
受信年月日:1975年11月9日

フィリピンからの日本語放送です。よく知られたことですがアメリカのKGEI、韓国のHLDAと同じ宗教団体が運営している放送局でした。よく内容は覚えていませんがあまり宗教色が強くない、親しみやすい番組だったと思います。この局には思い出があります。当時BCLを始めたばかりで、レポートの書き方も知らない私は、官製はがきに「貴局を受信しました。ベリカードをください」とだけ書いて送ったのです。今から考えると失礼極まりない葉書ですが、FEBCは丁寧にも「受信報告書には受信日、周波数、内容、受信状態などの記載が必要です」と丁寧に返信をしてくれたのです。FEBCのおかげできちんとした受信報告書の書き方を学んだと言っても過言ではありません。1986年に日本語放送は廃止されてしまいました。
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放送局名:BBC
放送主体国:グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国
受信年月日:1975年12月7日・1985年8月13日

説明は不要ですね。ビッグベンのISは今でも耳に残っています。故ジョン・ニューマン氏の流暢な日本語、やさしいひげ面も懐かしいですね。現在ではベリカードの発行は行っていませんね。もっとも良好かつ強力に受信できるのが当たり前の局ですから、受信報告など必要ないのでしょうね。
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